熊本労災病院

産婦人科

 1973年の産婦人科開設以来半世紀、地域周産期中核病院として八代圏域にとどまらず人吉球磨圏域、さらには宇城圏域や芦北圏域からの周産期救急に対応して参りました。しかしながら熊本県南部地域の産婦人科医師不足は深刻で、今般、当院産婦人科も減員を余儀なくされました。これに伴い、2024年1月末日をもって、当院での分娩取り扱いと周産期救急対応は出来なくなりました。地域住民の皆様にはご不便とご迷惑をおかけすることとなり、まことに申し訳ありません。

 現在、産婦人科は婦人科外来診療のみを行っております。入院・手術が必要な患者様に対しては、責任をもって適切な医療機関にご紹介させていただきます。引き続き、宜しくお願いいたします。

 なお、八代市に住民票がある出産後4か月未満のお母さんと赤ちゃんに対する「産後ケア事業(通所型)および産後ケア事業(宿泊型ケア)」は、引き続き行っておりますのでご活用ください。

 また、2024年5月からは思春期の心と体のお悩みに対する「思春期相談窓口」を開設いたしました。思春期保健相談士が対応いたします。男女を問いませんのでご相談ください。

スタッフ紹介

  • 福松 之敦

    副院長
    産婦人科部長

    福松之敦
    副院長・産婦人科部長 福松之敦
    資格・認定
    日本専門医機構認定産婦人科専門医、日本産科婦人科学会認定産婦人科指導医、日本婦人科腫瘍学会認定婦人科腫瘍専門医・指導医、日本がん検診・診断学会認定がん検診認定医、母体保護法指定医師、厚生大臣 死体解剖資格、難病指定医、緩和ケア研修修了、臨床研修指導医講習会修了

診療実績(令和5年度)

患者数

入院患者数 新患者数 172人
延患者数 1,446人(4.0人/日)
外来患者数 新患者数 299人
延患者数 3,883人(16.0人/日)

手術実積(令和5年度)(R6.2月以降、手術および分娩の取り扱いは休止しています)

婦人科
子宮全摘出術 12件
悪性腫瘍AT+BSO、再発など 10件
筋腫核出術 3件
開腹附属器腫瘍手術 27件
円錐切除 0件
子宮内膜掻爬術 4件
帝王切開(選択) 12件
帝王切開(緊急) 10件
開腹手術 89件
産科
分娩数(帝王切開 例、双胎 例含む) 38件
流産処置(手動真空吸引法) 1件

産婦人科よりご案内

子宮頸がん検診

八代市、氷川町、芦北町にお住まいの方であれば、検診費用の補助が受けられます。また、自費での検診も行っています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン

子宮頸がんの原因となるHPVへの感染を予防する「HPVワクチン」接種の積極的な勧奨が、令和4年4月から再開されました。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのご案内

産婦人科医師募集
産婦人科医師募集要綱