耳鼻咽喉科
ごあいさつ
私達は脳と眼を除く首から上の領域をすべて担当しています。扱う領域は非常に多岐にわたります。
- すべての耳鼻咽喉科・頭頸部疾患において80点以上の診療を目指す。
- 365日24時間救急対応を行う。
- 診療レベル向上のための研鑽を怠らない。
これらを目標に診療に取り組んでいます。
特色:私たちが得意なこと、熱心に取り組んでいること
鼻科手術
当院は熊本県で唯一の日本鼻科学会認定鼻科手術認可研修施設であり、様々な鼻科手術を行っています。また安全性向上、手術技術向上のための研鑽に日々取り組んでおります。

当院での手術はナビゲーションシステムを用いて行っています。
これは鼻手術合併症を予防する ために非常に有用な機器です。

毎年、名古屋市立大学 内視鏡下鼻内副鼻腔手術解剖実習に参加しています。
また毎月国内の鼻手術エキスパートの先生方と定期勉強会も行っております。

当院で行っている鼻科手術
- 慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術
- 鼻中隔彎曲やアレルギー性鼻炎による鼻閉を改善する手術
- 鼻・副鼻腔の腫瘍の摘出術
- 鼻涙管閉塞に対する涙嚢鼻腔吻合術
- 鼻骨骨折や眼窩壁骨折に対する整復術
補聴器診療
難聴は放置してはダメ!発症早期から対応が必要です!
- 「年齢によるものだから仕方ない。」
- 「家にいるばかりだから、聞こえなくていい。」
- 「家族から聞こえが悪いと言われるけど、困ってない。」
とそのままにしていませんか?
多くの難聴の方にとって補聴器が有用です。
でも購入前に必ず耳鼻咽喉科を受診してください。
補聴器購入で失敗しないために、私たち耳鼻科医がお手伝いします。
補聴器は購入してすぐに快適に使えるわけではありません。適切な調整、さらに訓練が重要です。あなたの周囲に補聴器を購入したけど、使わなくなった方がいませんか?それは調整や訓練が足りないのです。
当院では3店の補聴器販売店と協力して、週2回の補聴器外来を行っています。その方の難聴に適した補聴器の選択と調整、補聴訓練を行い、私たち耳鼻科医が、聴力コミュニケーションが改善するまでお手伝いをします。
スタッフ紹介
-
増田 聖子
耳鼻咽喉科部長
副院長- 資格・認定
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医・指導医、補聴器相談医、騒音性難聴担当医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本気管食道科学会 咽喉系専門医、日本耳科学会認定医、日本職業・災害医学会 認定労災補償指導医、日本顔面神経学会 顔面神経麻痺相談医、日本めまい平衡医学会 めまい相談医、難病指定医、緩和ケア研修会、臨床研修指導医講習会修了
-
宮本 祐亮
耳鼻咽喉科副部長
- 資格・認定
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医、緩和ケア研修会修了
-
寺尾 孟将
耳鼻咽喉科医師
- 資格・認定
- 緩和ケア研修会修了
診療実績(R6.1~R6.12)
患者数
| 入院患者数 | 新患者数 | 662人 |
|---|---|---|
| 延患者数 | 4,492人(12.3人/日) | |
| 外来患者数 | 新患者数 | 1,528人 |
| 延患者数 | 9,091人(37.3人/日) |
治療実績(2025年1月~12月)および主な診療活動
手術件数
| 手術項目 | 件数 |
|---|---|
| 耳科手術 | 計 62 件 |
| 鼓膜チューブ挿入術 | 50 |
| 先天性耳瘻管摘出術 | 4 |
| 乳突削開術 | 1 |
| その他 | 7 |
| 鼻科手術 | 計 311 件 |
| 内視鏡下鼻・副鼻腔手術 | 164 |
| 鼻中隔矯正術 | 73 |
| 鼻甲介切除術 | 45 |
| 涙嚢・鼻涙管手術 | 3 |
| 眼窩吹き抜け骨折手術 | 2 |
| 顎・顔面骨折整復術 | 10 |
| 鼻・副鼻腔良性腫瘍摘出術 | 2 |
| 鼻・副鼻腔悪性腫瘍摘出術 | 2 |
| その他 | 10 |
| 口腔咽喉頭手術 | 計 355 件 |
| 扁桃摘出術 | 262 |
| アデノイド切除術 | 72 |
| 舌、口腔、咽頭腫瘍摘出術 | 1 |
| 咽頭良性腫瘍摘出術 | 1 |
| 喉頭微細手術 | 15 |
| その他 | 5 |
| 頭頸部手術 | 計 74 件 |
| 頸部郭清術 | 10 |
| 顎下腺良性腫瘍摘出術 | 4 |
| 耳下腺良性腫瘍摘出術 | 18 |
| 耳下腺悪性腫瘍摘出術 | 1 |
| 甲状腺良性腫瘍摘出術 | 4 |
| 甲状腺悪性腫瘍摘出術 | 14 |
| 喉頭悪性腫瘍摘出術 | 1 |
| リンパ節生検 | 5 |
| 頸部嚢胞摘出術 | 4 |
| 顎下腺摘出術 | 3 |
| その他 | 10 |
| 異物摘出術(外耳・鼻腔・咽頭) | 26 |
| 気管切開術 | 27 |
| 合計 | 855 件 |
予定手術以外の主な入院
- 終夜睡眠ポリグラフ検査(SAS): 82名
- 突発性難聴: 23名
- 末梢性顔面神経麻痺: 39名
- 急性めまい: 60名
- 耳鼻科領域の急性炎症: 79名
- 顔面頸部外傷・鼻出血: 28名
専門外来(予約制)
当科の増田は日本耳鼻咽喉科学会認定の熊本県補聴器キーパーソンです。補聴器装用効果を最大限に発揮できるように努めています。週2回の補聴器外来を行っているのは、県内では当院のみです。
また県内唯一の顔面神経麻痺相談医の資格を有しています。後遺症に対する治療も積極的に行っており、県内各地から患者様が来院されています。
- 補聴器外来(月・木)
- 顔面神経麻痺後遺症外来(月・水)
嚥下障害に対する診療
当院では多職種連携の嚥下チームを結成し、2025年9月より入院時嚥下スクリーニングを開始しました。スクリーニングで嚥下機能低下の恐れのある方は、耳鼻咽喉科で嚥下機能検査、歯科口腔外科で口腔機能検査を行っています。
嚥下機能低下がみられる患者様には環境調整や嚥下リハビリテーションを実施して、誤嚥性肺炎や窒息の予防に努めています。
- 嚥下機能検査数(9~12月): 132件
頭頸部がん診療
当科では頭頸部がん、甲状腺がんの治療も積極的に行っています。手術や放射線治療、化学療法、免疫療法など、最新のガイドラインに基づいて、標準治療を行っています。
当院で治療が難しい患者様は熊本大学病院に紹介しています。
- 頭頸部がん入院: のべ75名
