熊本労災病院

くまもとメディカルネットワーク

くまもとメディカルネットワークシステムに
参加(登録)しませんか?

くまもとメディカルネットワークとは?

くまもとメディカルネットワークとは、熊本県、熊本県医師会、熊本大学医学部附属病院の3者が、運営する熊本県地域医療等情報ネットワークシステムです。

熊本労災病院では、県内の医療機関(病院や診療所、歯科診療所、薬局、訪問看護ステーション、介護関係事業所、施設)などとICTを活用したネットワークでつなぎ、患者さまの同意の基、病歴や処方歴・アレルギーなどの情報を共有して、医療や介護サービスに生かすことにより、質の高い医療や介護がスムーズに受けることができるように取組んでいます。

くまもとメディカルネットワーク

熊本労災病院での参加申し込み方法は?

くまもとメディカルネットワークに参加すると?

利用者さまは・・・
これまで紹介先の医療機関で「どんな薬を飲んでいましたか?」・「検査結果はどうでしたか?」のように、患者さまご自身に病状等を尋ねさせて頂くことが多かったと思います。しかし、飲んでいる薬や検査の内容を正確に伝えるのは難しいものです。このシステムに参加することにより、紹介先の医療機関でも患者さまの投薬や注射、検査、画像検査(レントゲン・CT・MRIなど)の情報が共有でき、重複した検査やお薬の重複や併用禁止薬剤の投与などを防ぐなど、一貫した医療が安心して受けることができます。新型コロナウイルス感染拡大防止の点からも、非接触型のネットワークの利用が勧められると同時に、災害や急な病気やけがなどの急変時にも正確な情報が伝わり安心できます。
病院では・・・
病院での経過やこれまでの治療や検査結果、調剤などの診療情報を転院先へ提供することができます。また、診療所などでの過去の診療情報を生かすことにより急変時など意思表示ができないような状況(救急医療)でも適切な情報が伝えられます。更に、けがや病気などの救急時や地震・水害などの災害時にも患者さまの病歴や服薬状況、アレルギー情報などが、正確にわかるようになります。
診療所・薬局・介護施設・事業所・訪問看護ステーション では・・・
患者さまの紹介状を通じて、入院中の病状や看護・リハビリテーション・食事などについて日々の診療や看護に役立たせることができます。薬局では、これまでに服用された薬剤を知ることにより細かな薬の効果や副作用など適切な服薬指導が行えます。また、転院の際にかかりつけ医や施設などの入所先へスムーズにより多くの情報が提供できます。施設などでは、病院での治療の方針や病状、経過を把握することで、ご利用者の状況や状態に合った質の高い介護サービスを提供することができます。

ご相談窓口

くまもとメディカルネットワーク サポートセンター(公益社団法人 熊本県医師会)

電話:0120-25-3735
FAX:096-211-9926
Mail:support@kmn.kumamoto.med.or.jp

(受付時間)午前9:00~12:00 午後1:00~5:00(土日、祝日、熊本県医師会の休日を除く)

お問い合わせ先

独立行政法人 労働者健康安全機構 熊本労災病院
くまもとメディカルネットワーク

〒866-8533 熊本県八代市竹原町1670
電話:0965-33-4151 担当(内247)
FAX:0965-32-4405

参加者(患者さま)のためのQ&A

「くまもとメディカルネットワーク」って、何ですか?
「くまもとメディカルネットワーク」は、熊本県内の医療機関や介護関連施設等を結び、患者さま(以下、参加者と称す。)の診療・調剤・介護に必要な情報を共有して医療や介護サービスに活かすシステムです。地域全体で県民のみなさまの健康をサポートし、安心して生活していただけることを目指しています。
費用はかかりますか?
参加者に費用負担はありません。無料でご登録・ご参加いただけます。
どうやって参加(申し込み)したらよいですか?
「くまもとメディカルネットワーク」のリーフレット・ポスター掲示のある利用施設で受付けています。
セキュリティは大丈夫ですか?また、診療情報の共有は勝手にされるのですか?
医療情報専門のネットワークを使うため、情報はすべて暗号化されます。
「くまもとメディカルネットワーク」へ同意書を提出された方だけが対象となります。
また、同意書に記載された利用施設でのみ情報が、共有されます。
誰が運営していますか?また、どこの施設が参加していますか?
公益社団法人 熊本県医師会(熊本県地域医療等情報ネットワーク連絡協議会)が、責任を持って運営しています。ご利用できる施設は、「くまもとメディカルネットワーク」・ホームページより「利用施設一覧」をご確認ください。
参加をやめたいときは、どのような手続きですか?
同意書を提出された医療機関等の利用施設に「追加・変更・撤回届」の提出が必要となります。
参加者カードは、どのように使われますか?どのようなことに生かされますか?
参加者カードを利用施設に提示することにより、先生方は参加者が「くまもとメディカルネットワーク」に参加しているかを判断します。
診療効果として、参加いただいている参加者の治療歴や検査データ、画像データ、健康状態の記録などは利用施設間で共有することが可能となり、参加者の治療や介護に生かすことが出来るようになります。
参加者カードを紛失したら悪用されませんか?
参加者カードには、参加者の個人情報・診療情報等は入っておりませんので、心配はありません。