熊本労災病院

お知らせ

当院における新型コロナウイルス感染症対策について  ―お知らせとお願いー

 当院では、なお散発的に入院患者様や職員での陽性者が発生しております。感染や伝播の経路についてその都度専門の担当者が調査しておりますが、明確な答えが出せない状況です。その中で、当院としては、職員での感染伝播対策をさらに徹底して参ります。また、患者様に関わりますことにつきましても、以下のような感染対策を、継続、また強化いたしますので、この場を借りて、お知らせとお願いを申し上げます。一部、患者様やご家族の利便性、快適さを損なう可能性があるものが含まれますが、何卒、ご理解ご協力の程、お願い申し上げます。

  1. 院内でのウイルス侵入の予防と伝播の阻止

    すでに半年前から、入院患者様全員の入院前 PCR 検査を実施しており、これにより発見されて入院を延期された患者様もおられます。一方、このウイルス感染の特徴から、入院時に陰性でも入院後数日で発症してそれが院内で伝播する、ということも生じております。その対応として、以下のようなことを行っています。

    1. 患者様や職員の陽性判明後、2 日前まで遡っての接触確認を行い、濃厚接触対象者の検査を速やかに行うとともに、判明日の 2 日後にもフォローの検査を行って、できるだけ早期に陽性者を発見し対応できるようにしています。なお、陽性となった患者様には、大変お手数ですが、陽性者専用病棟に移動いただくことがあります。あるいは、それまでと同じ病棟の中で、隔離区域を作ってそこへ移動いただく事もあります。ただし、病床が移動しても、担当医やそれまでの治療内容に変化はありません。
    2. 入院患者様も、呼吸状態など特段の理由が無い限り、ベッドから移動時、あるいは医師や看護師との会話時、必ずマスクの着用をお願いいたします。不着用の場合、職員からマスクの着用をお願いいたしますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
    3. 入院時、PCR 検査が陰性でも、入院 3 日前以内に同居するご家族や 15 分以上マスクなしで会話をした方が陽性であることが判明した場合には、かならずご申告ください。主治医を含めて対応をご相談させていただきます。
    4. 同室や病棟内での他の患者様との会話はできるだけお控えください。
  2. 陽性妊婦のかたの出産につきまして

     熊本県では、37 週以降の陽性妊婦さんは、原則入院することになっております。当院でも、熊本県の新型コロナウイルス陽性患者入院調整本部の指示などに基づき、出産を控えた新型コロナウイルス陽性妊婦の受け入れを行っております。当院への入院の指示がありましたら、当院へお出でいただく時間や搬送手段につきまして、患者様担当の保健所と当院担当看護師が相談の上、ご連絡がいきますので、それに従ってください。妊娠経過が落ち着いている場合には、感染隔離期間が空けるまで入院で待機する場合もありますが、お産となれば、息んでのエアロゾル発生の危険も考慮し、陰圧装置がついた手術室で原則帝王切開となることをご了解ください。

  3. 面会の規制

     これまで通り、面会は原則禁止としております。各病棟で規定の曜日に、洗濯物などの物品の受け渡しを行っております。エレベータホールで手続きをお願いいたします。
    なお、病状説明など病院から要請した場合には、時間や人数など医師や看護師からお知らせいたします。
    また、お看取りの場合などは、人数や時間などできるだけ柔軟に対応いたしますので、病棟看護師や師長などにお申し出ください。なお、患者様に接触する場合には、必要に応じて、看護師と同様の防護着を付けていただく事がありますので、ご協力ください。

  4. 職員の感染対策の維持・強化
    1. マスク着用の義務化

       職員は、院内で必ず不織布マスクの着用をいたしております。飲食時には、会話をいたしません。また、患者様のお口の中や気管切開部からの吸引、高流量酸素マスクを装着している患者様のケア時、食事介助をする場合、などは N95マスクという、より密閉性の高いマスクを装着し、あわせてフェースガードも付けております。

    2. 個人防護具の徹底

       患者様に触れる医療や介護行為を行う場合には、必要な場合にはマスク、手袋に加えてガウンも装着いたしますのでご理解ください。

    3. ゴーグル、フェイスシールドの着用

       目の粘膜を保護する目的で、患者様と 1 メートル以内で接触する場合には、ゴーグルまたはフェイスシールドを着用いたします。

    4. 何らかの呼吸器症状がある場合、症状出現後5日目の検査で陰性が確認されるまでは、就業いたしません。家族感染などによる濃厚接触が疑われる場合には、毎朝、検査で陰性を確認した上で就業いたします。また陽性となった職員は 10日の休業とし、濃厚接触者の検査確認期間は 5 日間としています。
    5. ワクチン接種について

      医療従事者に対する 4 回目のワクチン接種を、8 月 4 日から開始しています。
      今回の接種で約半数の職員が接種予定で、業務との関係を調整しつつ、今後さらに接種者を増やしてまいります。(なお、一般の方のワクチン接種も、随時行っておりますので、別途ホームページの「新型コロナウイルスワクチン関連」のところをご覧ください。

  5. 院内環境対策
    1. マスク着用の義務化

       職員休憩室などの換気状況を調べ、換気は良好であることを確認していますが、吸引口などの清掃を行い、より有効に機能するように調整しました。また、職員が利用時にも、適宜窓を開けるなど、換気に努めております。

    2. エアロゾルの対策となるかどうか科学的な根拠は不明ですが、空気清浄機を各所に設置して、少しでも浮遊ウイルス粒子を吸着する対応を行っております。