脊椎センター
専門センターの一つとして、平成16年7月1日に脊椎センターが開設されました。整形外科診療の中でも日常よくみられる症状が腰痛、頚部痛、手足のしびれ・痛みであり多くは脊椎疾患によるものです。
当院整形外科年間手術約1300~1400例中400~450例以上が脊椎手術です。脊椎センターをおくことにより、診断・手術・看護・リハビリの専門的かつスムーズな流れを達成することを目的としています。
変性疾患、外傷、腫瘍などすべての脊椎・脊髄疾患に対応しています。
多い手術疾患としては腰部脊柱管狭窄症(すべりを含む)、頚椎症性脊髄症、腰椎椎間板ヘルニアなどですが、高齢化社会となり、90歳を超える患者さまの手術も行っています。
除圧術には手術用顕微鏡を多用しています。
固定術もオープンや経皮的に椎弓根スクリュー刺入したり、BKPなど患者さまにあった適度な低侵襲手術を心がけています。
また、脊椎・脊髄損傷に対して24時間対応可能しています。
ヘリポートも完成し、ドクターヘリでの救急受診は多くが外傷ですが、最多症例は脊椎脊髄損傷です。緊急手術となる可能性高い脊椎脱臼骨折にも対応しています。