熊本労災病院

皮膚科

医師3人体制で診療を行っています。
外来では、湿疹などの一般皮膚疾患に加えて、皮膚・皮下腫瘍の診断・小手術を行っています。
入院では、帯状庖疹、蜂窩織炎といった感染症、水疱症、皮膚良性・悪性腫瘍の患者さまを受け入れ、対応しております。
また手術については、(火)(木)の午後に外来患者手術、(水)の午後に入院患者手術を行っています。

スタッフ紹介

  • 城野 剛充

    皮膚科部長

    城野剛充
    皮膚科部長 城野剛充
    資格・認定
    中心静脈カテーテル施行認定医、難病指定医、緩和ケア研修修了、臨床研修指導医講習会修了
  • 押川 由佳

    皮膚科副部長

    押川由佳
    皮膚科副部長 押川由佳
    資格・認定
    日本皮膚科学会 皮膚科専門医、難病指定医、緩和ケア研修修了
  • 上妻 美緒

    皮膚科医師

    上妻美緒
    上妻美緒

診療実績(令和5年度)

延べ入院患者数 3,172人
新入院患者数 283人

治療実績(令和5年度)

皮膚皮下腫瘍摘出術 222
皮膚悪性腫瘍切除術 62
皮弁作成術 23
植皮(全層+分層) 15
その他 161

治療の一例

症例1:両頬部基底細胞癌の一例

【病歴】約1年前に両頬部の黒色腫瘍を自覚。皮膚生検にて基底細胞癌の診断となった。皮膚悪性腫瘍切除術を実施し、V-Y advancement flapで再建を行った。

症例2:難治性アトピー性皮膚炎に対して、デュピクセントを導入した一例

【病歴】中学生になりアトピー性皮膚炎が増悪し、学校登校困難となるほどQOL低下。アトピー性皮膚炎に対してデュピクセントの導入したところ、皮膚症状は著明に軽快した。現在では学校にも登校されている。

症例3:乾癬に対してコセンティクスを導入し寛解が得られた一例

【病歴】乾癬・関節症性乾癬。数年外用剤で加療するも難治であったためコセンティクスを導入した。