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院長挨拶

熊本労災病院 院長 猪股裕紀洋

  • 略 歴
  • 1977 京都大学医学部卒業
  • 1983 国立小児病院レジデント
  • 1987 京都大学大学院卒業 医学博士(京都大学)
  • 1991 アイオワ大学外科留学
  • 1996 京都大学大学院助教授
  • 2000 熊本大学医学部附属病院小児外科教授
  • 2005 熊本大学大学院教授(小児外科学・移植外科学)
  • 2009~2013 熊本大学医学部附属病院 病院長
  • 2017 熊本労災病院 院長

2018年を迎えて  --今年はもっと会話も?--

 あけましておめでとうございます。
 新年早々、熊本労災病院のホームページを訪れていただき、感謝申し上げます。
 早速ですが、現在このホームページの「改修」を行っています。診療を求められる方、あるいはご紹介をいただく医療機関の立場に立って、できるだけわかりやすく、かつコンパクトで時機を失せずにお伝えすることを目指しています。
 がんの患者様の治療と仕事の両立支援など、労災病院独自の取り組みを皆さんにアピールするのもこれまですこし地味と感じておりました。当院ではフェイスブック(FB)にも参加し、より機動性の高い情報発信も行っています。最近、お産後の赤ちゃんのお写真をFBで発信していますが、つらいイメージが多い病院のなかで暖かい雰囲気を感じていただけるのではないでしょうか。
 一方、沿革や設立理念・意義も常に皆様が目にすることができるように置いておくことも、熊本労災病院のなんたるかを知っていただき、信頼の基礎にしていただくために重要と思っています。
 このように、画面を用いた情報伝達が現在の世の趨勢ですが、反面、人と人との「会話」が阻害されないかという危惧も抱いています。現在の病院は、ほぼすべて電子カルテ化され、病棟のナースステーションでは、医師・看護師がパソコンの前に座り、患者様の記録を黙々と打ち込んでいます。相互の依頼なども、このパソコン経由になる事が多々あります。記録の保持や客観性、確実性からいって医療安全上も重要なことではあります。
 しかし、「手書きより時間がかかる」という年寄りじみた愚痴はさておいても、話して初めて伝わる意図や背景というものがあることも事実で、言葉の妙が電子カルテでは飛んでしまわないかと、少し心配ではあります。診察室で、医師がみなさんの顔を見ずにパソコンの画面だけを見て仕事をしている、といやな感じを持たれたことがあるかも知れません。手書きカルテの頃は、お話ししながら、後から自分でさえ読めないような暗号のような文字でカルテを書いていたので、今のようにまとめてきれいに記載するほうが医療機能としてははるかにいいのですが、そこに心も伝わる雰囲気を維持するために医療者側も気配りが必要かなと思っています。事情をご理解いただきつつ、ご遠慮無く話しかけてみてください。
 医師の卵たちは、今、その初期研修先を自分で選ぶことができます。各病院のホームページはその情報取得に貴重な材料ですが、聞くと、今でも、やはり周囲からの「口コミ」が大きなきっかけになるのだそうです。それだけ、ホームページは、やはりよそ行きのにおいが消えないのかもしれません。できるだけ生の情報が伝わるように今年も努力したいと思います。
 本年も、より暖かい熊本労災病院を目指しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

当院のFacebookもどうぞご覧ください。

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